薬を使わず便秘を解消

機能性便秘は、最も多いタイプの便秘です。

生活習慣、ストレス、加齢等で大腸、直腸、肛門の働きが乱れて便秘になるケースです。

機能性便秘をさらに分類すると、「弛緩性便秘」、「痙攣性便秘」、「直腸性便秘」の三つに分けられます。

「弛緩性便秘」

大腸は、食べかすをぜん動運動によってゴロゴロ転がし水分を吸収させながら直腸へ運びます。

その際、ぜん動運動が弱まると便秘になります。

「痙攣性便秘」

大腸のぜん動運動に連続性がなくなり、便の通過に時間がかかり過ぎて起こる便秘です。

「直腸性便秘」

運ばれた便が直腸に入るとセンサーが働き便意を催します。通常は、肛門括約筋が緩むと排便に至りますが、便意を習慣的に我慢すると神経の感度が鈍くなり直腸に便が入っても便意が催さなくなります。

便に向き合うことで身体の健康を確認することができます。

こんな時は直ぐに専門医へ

◎強い腹痛や吐き気、発熱などを伴う。

◎便に血が混ざっている。

＊痔の悪化かもしれませんが大腸がん、直腸潰瘍の可能性もあります。

便秘を軽く考えない

便秘を軽く考えると、大腸の中でますます硬くなり症状が悪化していきます。

排便は1日1回の力まないで排便するのが理想です。

便秘を解消するには、施術だけのアプローチだけでは足りません。特に食生活は注意が必要です。朝食を抜いたり、ダイエットで食事制限をしていたり、偏食をしてしまうとしっかりした便が形成されません。野菜から摂取できる食物繊維を取ることで便秘になりづらい身体づくりができます。 生活習慣、食生活、睡眠等の生活リズムと自律神経を整えて薬に頼らない体づくりを行うことが大事です。

はり・きゅう院カワサキでは鍼灸施術は、もちろんですが便秘に悩んでいる皆様の生活スタイルを詳細にお伺いし、適切な食事のとり方や睡眠のとり方等をご提案します。

便秘に悩んで皆様方に、鍼灸院ならではの良質な施術でケアを致します。特に便秘のご相談は最近多くいただきます。どうしても生活が不規則になると便秘になってしまうようです。市販の便秘薬を常時飲み続けると自然に排便できなくなったり、身体に悪影響を及ぼす便秘薬もあります。

ご自身で食生活や睡眠の方法を変えてみてもその方法がその方に適切なものとは限りません。当院では、まずはじっくり時間をかけてカウンセリングを行い、一人ひとりの生活スタイルを伺った上で鍼灸の施術を行います。また、施術後には生活スタイルにあった食事や睡眠のご提案を致します。

便秘による辛い痛みや気怠さを我慢していては、お仕事や家事、楽しいはずの趣味にも気持ちが入らず、心豊かな毎日を送るのが難しくなってしまいます。持ち前のノウハウを活かし、暮らしをしっかりとサポートしてまいりますので、まずはお気軽なご相談をお待ちしております。